2019年7月29日〜8月4日にかけてアメリカ・ワシントンDCで行われる男子テニスツアー大会でATP500「シティオープン」のドローや結果、出場選手、注目選手、会場情報などをまとめていきます。
日本人選手では西岡良仁選手が出場します。
錦織選手は欠場。
【男子テニスツアー大会のグレード】
マスターズ(ATP1000)
ATP500
ATP250
ATP500 ワシントン 2019の出場選手・注目選手
出場選手一覧
本戦に出場する選手一覧です。ドローサイズは48。
- Q=予選勝者
- WC=ワイルドカード(主催者推薦)
- PR=プロテクトランキング(一時的にランキングを落としている選手の救済措置)
- LL=ラッキールーザー(本戦に欠場者が出た時に予選決勝で敗退した選手の繰り上がり)
表の選手名には各選手の詳細ページへのリンクが貼ってあります。
選手 | |
1 | ステファノス・チチパス |
2 | カレン・カチャノフ |
3 | ダニル・メドベージェフ |
4 | ケビン・アンダーソン |
5 | ジョン・イズナー |
6 | マリン・チリッチ |
7 | ダビド・ゴファン |
8 | ミロシュ・ラオニッチ |
9 | フェリックス・オジェ・アリアシム |
10 | ブノワ・ペール |
11 | ジル・シモン |
12 | アレックス・デミノー |
13 | カイル・エドモンド |
14 | ヤン・レナード・ストルフ |
15 | ピエール・ユーグ・エルベール |
16 | フランシス・ティアフォー |
17 | ジョーダン・トンプソン |
18 | ホベルト・ホルカシュ |
19 | ニック・キリオス |
20 | ユーゴ・ウンベル |
21 | ダニエル・エバンス |
22 | ライリー・オペルカ |
23 | アドリアン・マナリノ |
24 | ミオミール・ケマノビッチ |
25 | ジョー・ウィルフリード・ツォンガ |
26 | 西岡良仁 |
27 | リカルド・ベランキス |
28 | アンドレイ・ルブレフ |
29 | イボ・カルロビッチ |
30 | デニス・クドラ |
31 | マリウス・コピル |
32 | ロイド・ハリス |
33 | アレクセイ・ポピリン |
34 | ブラッドリー・クラン |
35 | バーナード・トミック |
36 | デニス・クドラ |
37 | マレク・ジャジリ |
38 | マチュー・エブデン |
39 | トミー・ポール(WC) |
40 | ジャック・ソック(WC) |
41 | クリストファー・ユーバンクス(WC) |
42 | ビョルン・フラタンジェロ(WC) |
43 | ブレイデン・シュナー (Q) |
44 | ドナルド・ヤング (Q) |
45 | ミカエル・トーパガード (Q) |
46 | ティム・スミチェク(Q) |
47 | タン・サン・クフトコフスキー(Q) |
48 | マルク・ポールマンズ (Q) |
注目選手
錦織圭
2015年大会で優勝している日本の錦織圭選手。
2017年はベスト4、18年はベスト8とどちらも優勝したズベレフ選手に2年連続で敗れていますが、2014年以降は出場すれば全てベスト8以上の好成績を残している相性の良い大会。
ミロシュ・ラオニッチ
2014年に優勝をしているカナダのミロシュ・ラオニッチ選手。
ランキングは少し落ちていますが、今シーズンは好調でハードコートでは全豪でベスト8、インディアンウェルズでベスト4。
グラスシーズンでも調子を維持し、2019年シーズンは安定した成績でここまでこれています。
ガエル・モンフィス
2016年に優勝しているフランスのガエル・モンフィス選手。
今シーズンは3月のマスターズ2連戦までは非常に好調で好成績を連発していましたが、クレーシーズン以降で失速。
この北米ハードコートシーズンで再び調子を取り戻すことができるのかが見所です。
ジョン・イズナー
これまで3度の準優勝があるアメリカのジョン・イズナー選手。
地元開催の大会ですがまだここでのタイトルが無いイズナー選手。2007年、13年、15年と3度の決勝進出がありますが、ロディック選手、デルポトロ選手、錦織選手にそれぞれ敗退。
2007年にロディック選手が優勝して以降アメリカ勢の優勝が無いので、12年ぶりの地元勢優勝に期待がかかります。
アレックス・デミノー
昨年準優勝を果たしたオーストラリアのアレックス・デミノー選手。
今シーズンは年初のATP250シドニーでツアー初タイトルを獲得。
それ以降は目立った成績がありませんが、昨年大きく飛躍する要因にもなった大会なので良い成績が残せる事に期待です。
サム・クエリー
アメリカのサム・クエリー選手。
ここワシントンでは2012年のベスト4が最高成績。
今シーズンはグラスシーズンにATP250イーストボーンで準優勝、ウィンブルドンでベスト8と素晴らしい結果。
ライリー・オペルカ
アメリカ期待のネクストジェンで次世代を代表するビッグサーバーであるライリー・オペルカ選手。
今年2月のATP250ニューヨークでは準決勝で大会第1シードのイズナー選手に勝利し初タイトルを獲得。
ウィンブルドンでは2回戦でワウリンカ選手にフルセットの大激闘で勝利する波乱を起こしています。
ATP500 ワシントン 2019のドローと結果
ドローが発表されたら以下にリンクを貼ります。
ATP500 ワシントン2019 男子シングルス ドロー(ATPTOUR.COM)
1回戦〜3回戦の西岡良仁のドロー
シモン【11】 | シモン【11】 | キリオス 64 76 | キリオス 62 75 |
BYE | |||
クフトコフスキー(Q) | キリオス 75 64 | ||
キリオス | |||
エバンス | 西岡良仁 64 61 | 西岡良仁 67 62 76 | |
西岡良仁 | |||
BYE | ゴフィン【7】 | ||
ゴフィン【7】 |
1回戦〜3回戦の注目結果
2回戦
- 元トップ5プレイヤーのツォンガ選手が第2シードのハチャノフ選手に勝利。
- 日本の西岡選手が第7シードのゴフィン選手に勝利。
- オーストラリアのキリオス選手が第11シードで元トップ10プレイヤーのシモン選手に勝利。
- LLで出場しているドイツのゴヨブチック選手が第12シードのデミノー選手に勝利。
- オーストラリアのトンプソン選手が第14シードのストルフ選手に勝利。
- セルビアの19歳ケマノビッチ選手が第15シードのエルベール選手に勝利。
3回戦
準々決勝〜決勝のドローと結果
チチパス【1】 | チチパス【1】 75 60 | キリオス 64 36 76 | キリオス 76 76 |
ペール【10】 | |||
ゴンボス(LL) | キリオス 63 63 | ||
キリオス | |||
チリッチ【6】 | メドベージェフ【3】 64 76 | メドベージェフ【3】 62 62 | |
メドベージェフ【3】 | |||
ゴヨブチック(LL) | ゴヨブチック(LL) 63 46 63 | ||
エドモンド【13】 |
【準々決勝の注目結果】
- LLで出場しているドイツのゴヨブチック選手が第13シードのエドモンド選手に勝利。2回戦のデミノー選手に続き2度目のシードダウン。
【準決勝の結果】
- キリオス選手が第1シードのチチパス選手にフルセットで勝利。ワシントンでは初の決勝進出。
- 第3シードのメドベージェフ選手が快進撃を続けていたゴヨブチック選手にストレートの完勝。ワシントンでは初の決勝進出。
【決勝の結果】
- キリオス選手が第3シードのメドベージェフ選手に2度のタイブレークを制しストレートで勝利。ワシントンでは初の優勝。ツアー6個目のタイトルを獲得。
ATP500 ワシントン 2019の日程・放送予定・会場
会場
会場はワシントン中心地からやや北にある「ウィリアム・HG・フィッツ・ジェラルド・テニスセンター」
ロック・クリーク・パークの中にある施設。
会場内にはハードコートが15、クレーコートが10あり、5つの屋内コートもあります。
センターコートであるメインスタジアムには7500人の収容が可能。
男子シングルスの日程
日程 | ラウンド | 開始時間 現地(日本) |
7月27日(土) | 予選1回戦 | |
7月28日(日) | 予選決勝 | |
7月29日(月) | 1回戦 | |
7月30日(火) | 1回戦 | |
7月31日(水) | 2回戦 | |
8月1日(木) | 3回戦 | |
8月2日(金) | 準々決勝 | |
8月3日(土) | 準決勝 | |
8月4日(日) | 決勝 |
放送予定
【WOWOWオンデマンド】
1回戦から決勝までライブ配信。見逃し配信あり。
【BS朝日】
錦織選手の出場する試合を中心に放送予定。
ではATP500 ワシントン 2019については以上です。
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