2019年7月1日〜14日にかけてイギリス・ロンドンで行われる女子テニスツアー大会でグランドスラムの「ウィンブルドン」のドローや結果、出場選手、注目選手、会場情報などをまとめていきます。
2019年ウィンブルドン女子シングルスの本戦には、日本人選手ではランキングによるストレートインで大坂なおみ選手が出場予定。
【大会のグレード】
プレミアマンダトリー
プレミア5
プレミア
インタナショナル
ウィンブルドン 2019 女子の出場選手・注目選手
出場選手一覧
本戦に出場する選手一覧です。ドローサイズは128。
- Q=予選勝者
- WC=ワイルドカード(主催者推薦)
- PR=プロテクトランキング(一時的にランキングを落としている選手の救済措置)
- LL=ラッキールーザー(本戦に欠場者が出た時に予選決勝で敗退した選手の繰り上がり)
表の選手名には各選手の詳細ページへのリンクが貼ってあります。
選手 | |
1 | A・バーティ |
2 | 大坂なおみ |
3 | K・プリスコバ |
4 | K・ベルテンス |
5 | A・ケルバー |
6 | P・クビトバ |
7 | S・ハレプ |
8 | E・スビトリーナ |
9 | S・スティーブンス |
10 | A・サバレンカ |
11 | S・ウィリアムズ |
12 | A・セバストワ |
13 | B・ベンチッチ |
14 | C・ウォズニアッキ |
15 | ワン・チャン |
16 | M・ボンドルソバ |
17 | M・キーズ |
18 | J・ゲルゲス |
19 | J・コンタ |
20 | A・コンタペイト |
21 | E・メルテンス |
22 | D・ベキッチ |
23 | C・ガルシア |
24 | P・マルティッチ |
25 | A・エイニシモバ |
26 | G・ムグルッサ |
27 | S・ケニン |
28 | シェイ・スーウェイ |
29 | D・カサキナ |
30 | C・スアレスナバロ |
31 | M・サカーリ |
32 | L・ツレンコ |
33 | D・コリンズ |
34 | M・ブザルネスク |
35 | D・チブルコワ |
36 | C・ジョルジ |
37 | A・パブリチェンコワ |
38 | A・サスノビッチ |
39 | Y・プティンツェワ |
40 | E・オスタペンコ |
41 | B・ストリコバ |
42 | D・ヤストレムスカ |
43 | K・シニアコワ |
44 | V・アザレンカ |
45 | ジェン・サイサイ |
46 | V・クズモバ |
47 | A・トムヤノビッチ |
48 | A・コルネ |
49 | M・シャラポワ |
50 | ジャン・シューアイ |
51 | A・フリードサム |
52 | V・ウィリアムズ |
53 | A・リスク |
54 | K・ムラデノビッチ |
55 | A・バンウィトバンク |
56 | O・ジャバー |
57 | ヤーファン・ワン |
58 | T・マリア |
59 | K・フリプケンス |
60 | E・アレクサンドロワ |
61 | M・プイグ |
62 | M・ガスパリアン |
63 | D・ガブリロワ |
64 | R・ピーターソン |
65 | P・パルモンティエ |
66 | K・コズロバ |
67 | T・ジダンセク |
68 | A・ペトコビッチ |
69 | P・ヘルツォグ |
70 | J・ペグラ |
71 | S・トルモ |
72 | K・ムチョバ |
73 | M・クデルメトワ |
74 | M・リバリコバ |
75 | A・クルニッチ |
76 | E・ブシャール |
77 | V・ゴルビッチ |
78 | J・ブレディ |
79 | A・ポタポワ |
80 | S・ロジャース |
81 | V・ディアチェンコ |
82 | B・ペラ |
83 | M・バートル |
84 | K・カネピ |
85 | M・リネッテ |
86 | J・タイシュマン |
87 | F・フェロ |
88 | S・ストーサー |
89 | Z・ディアス |
90 | K・シュミドローバ |
91 | S・クリステア |
92 | T・バシンスキー |
93 | S・フェーゲレ |
94 | T・タウンゼント |
95 | M・ブレンゲル |
96 | M・ミネーラ |
97 | L・シグムンド |
98 | A・シャルマ |
99 | V・ラプコ |
100 | S・クズネツォワ |
101 | I・ジョロビッチ |
102 | L・クンクン |
103 | D・ジャクポビッチ |
104 | ズー・リン |
105 | M・ブーズコバ |
106 | H・ワトソン(WC) |
107 | I・シフィオンテク(WC) |
108 | H・ダート(WC) |
109 | K・スワン(WC) |
110 | ベアトリス・マイア(Q) |
111 | リセリー・ケルコフ(Q) |
112 | ユリア・モンティコーン(Q) |
113 | カーヤ・ユアン(Q) |
114 | パウラ・バドサ(Q) |
115 | バーバラ・フリンク(Q) |
116 | エレナ・ガブリエラ・ルーズ(Q) |
117 | アリナ・ロディノバ(Q) |
118 | テレサ・マルティンコバ(Q) |
119 | アナ・ボグダン(Q) |
120 | クリスティー・アン(Q) |
121 | キャシー・マクナリー(Q) |
122 | チョリ・ガウフ(Q) |
123 | イスアリン・ボナベンチャー(Q) |
124 | レベッカ・ピーターソン(Q) |
125 | ヤニーニャ・ウィックマイヤー(Q) |
126 | クリスティナ・マヘイル(LL) |
127 | ラーレン・デイビス(LL) |
128 | マリエ・ボズコバ(LL) |
注目選手
アシュリー・バーティ
2019年シーズン最も勢いのあるオーストラリアの若手であるアシュリー・バーティ選手。
今シーズンに入ってから3月のマイアミ(プレミアマンダトリー)、6月の全仏オープン(グランドスラム)と2つのビッグタイトルを獲得。
ウィンブルドンでは3回戦が最高成績となっていますが、グラスコートの大会での成績を見ると昨年はノッティンガム(インターナショナル)で優勝、今年はバーミンガム(プレミア)でも好成績を残しています。
大坂なおみ
今シーズンは全豪オープンで2つ目のグランドスラムタイトルを獲得した日本の若手である大坂なおみ選手。
全豪オープン以降は優勝がありませんが、クレーシーズンはプレミアマンダトリーのマドリードとローマの2大会連続でベスト8入りと決して悪くない成績。
ウィンブルドンでは17年、18年と2年連続で3回戦進出。
まだグラスコートでの試合経験が少ないのはありますが、大坂選手の速いサーブとグラスコートは相性が良いので活躍に期待です。
アンゲリク・ケルバー
昨年の優勝者であるドイツのアンゲリク・ケルバー選手。
ウィンブルドンでは昨年の優勝以外にも2016年に準優勝、12年にもベスト4入りがあります。
さらにグラスの大会では2015年にバーミンガム(プレミア)でも優勝を果たしています。
ハードコートで非常に強さを発揮するケルバー選手ですが、グラスでの強さも相当なものです。
セレナ・ウィリアムズ
過去このウィンブルドンで5度の優勝をしているアメリカのセレナ・ウィリアムズ選手。
最後に優勝したのは2016年ですが、昨年の18年大会でも決勝に進出していますし、グランドスラムの中でもウィンブルドンとは非常に相性が良いです。
今シーズンは目立った成績が残せていませんが、このウィンブルドンが再び上位へ上がってくるきっかけになると良いです。
ペトラ・クビトバ
ウィンブルドンで2度の優勝経験のあるチェコのペトラ・クビトバ選手。
現在持っているグランドスラムタイトルは2つでその2つがウィンブルドン。
さらにグラスコートではバーミンガム(プレミア)でも17年、18年と連覇を果たしています。
エレナ・オスタペンコ
昨年のウィンブルドンでベスト4入りを果たしたラトビアの若手であるエレナ・オスタペンコ選手。
2017年に全仏オープンで優勝した事もあり、クレーで強い印象があるかもしれませんがも、ウィンブルドンでも17年にベスト8入り、昨年はベスト4と着実に成績を残してきています。
ベリンダ・ベンチッチ
今シーズン好調のカナダの若であるベリンダ・ベンチッチ選手。
2016年に19歳の若さでトップ10入りを果たしたベンチッチ選手。
その後手首の怪我によりランキングを落としていましたが、再びランキングを上げてきています。
ウィンブルドンでは15年と18年のベスト16が最高成績ですが、2015年にはイーストボーン(インターナショナル)でグラスのタイトルを獲得していますし、今年のマヨルカ(インターナショナル)でも好成績を残して良い形でウィンブルドンに入ってきています。
マルケタ・ボンドルソバ
今シーズン急激なランクアップを見せているチェコの若手であるマルケタ・ボンドルソバ選手。
これまでウィンブルドンでは本戦で勝利した経験がなく、その他のグラスコートの大会でもそれほど好成績を残しているわけではありませんが、今シーズンの驚異的な活躍ぶりを見るとグラスコートでも何か起こしてくれそうな期待感は十分あります。
ウィンブルドン 2019 女子シングルスのドローと結果
ドローが発表されたら以下にリンクを貼ります。
ウィンブルドン2019 女子シングルス ドロー(WIMBLEDON.COM)
1回戦〜3回戦の大坂なおみ選手のドロー
ケニン【27】 | ケニン【27】 64 62 | ヤストレムスカ 75 46 63 | ヤストレムスカ 75 63 |
シャルマ | |||
ヤストレムスカ | ヤストレムスカ 63 63 | ||
ジョルジ | |||
シフィオンテク | ゴルビッチ 62 76 | ゴルビッチ 64 76 | |
ゴルビッチ | |||
プティンツェワ | プティンツェワ 76 62 | ||
大坂なおみ【2】 |
1回戦〜3回戦のシードダウンなどの注目結果S
【1回戦の注目結果】
- カザフスタンのプティンツェワ選手が第2シードの大坂なおみ選手に勝利。
- スロバキアのリバリコワ選手が第10シードのサバレンカ選手に勝利。
- アメリカのブレングル選手が第16シードのボンドルソバ選手に勝利。
- アメリカのリスキ選手が第22シードのベキッチ選手に勝利。
- 中国のジャン・シューアイ選手が第23シードのガルシア選手に勝利。
- 予選上がりでブラジルのハダットマイア選手が第26シードのムグルッサ選手に勝利。
- オーストラリアのトムヤノビッチ選手が第29シードのカサキナ選手に勝利。
- チェコのストリコワ選手が第32シードのツレンコ選手に勝利。
【2回戦の注目結果】
- LLで出場しているアメリカのデイビス選手が第5シードのケルバー選手に勝利。
- アメリカのコリンズ選手が第12シードのセバストワ選手に勝利。
- スロベニアのヘルツォグ選手が第17シードのキーズ選手に勝利。
- ポーランドのリネッテ選手が第25シードのエニシモワ選手に勝利。
- ウクライナのヤムストレムスカ選手が第27シードのケニン選手に勝利。
【3回戦の注目結果】
- チェコのストリコワ選手が第4シードのバーテンズ選手に勝利。1回戦に続き2度目のシードダウン。
- 第19シードのコンタ選手が第9シードのスティーブンス選手に勝利。
- アメリカのリスキ選手が第23シードのベンチッチ選手に勝利。1回戦に続き2度目のシードダウン。
- 中国のジャン・シューアイ選手が第14シードのウォズニアッキ選手に勝利。1回戦に続き2度目のシードダウン。
- チェコのムチョバ選手が第20シードのコンタペイト選手に勝利。
4回戦〜決勝のドローと結果
バーティ【1】 | リスキ 36 62 63 | セレナ【11】 64 46 63 | セレナ【11】 61 62 | ハレプ【7】 62 62 |
リスキ | ||||
セレナ【11】 | セレナ【11】 62 62 | |||
スアレスナバロ【30】 | ||||
ストリコワ | ストリコワ 46 75 62 | ストリコワ 76 61 | ||
メルテンス【21】 | ||||
コンタ【19】 | コンタ【19】 46 62 64 | |||
クビトバ【6】 | ||||
スビトリーナ【8】 | スビトリーナ【8】 64 62 | スビトリーナ【8】 75 64 | ハレプ【7】 61 63 | |
マルティッチ | ||||
ムチョバ | ムチョバ 46 75 1311 | |||
プリスコワ【3】 | ||||
ハレプ【7】 | ハレプ【7】 63 63 | ハレプ【7】 76 61 | ||
ガウフ(Q) | ||||
ジャン・シューアイ | ジャン・シューアイ 64 16 62 | |||
ヤストレムスカ |
【4回戦の注目結果】
- アメリカのリスキ選手が第1シードのバーティ選手に勝利。1、3回戦に続き3度目のシードダウン。グランドスラムで初のベスト8進出。
- チェコのストリコワ選手が第21シードのメルテンス選手に勝利。1、3回戦に続き3度目のシードダウン。ウィンブルドンでは5年ぶり2度目のベスト8進出。
- チェコの若手、ムチョバ選手が第3シードのプリスコバ選手にファイナルセットゲームカウント13-11の激闘の末に勝利。2回戦に続き2度目のシードダウンで、グランドスラム初のベスト8進出。
【準々決勝の結果】
- 第11シードのセレナ選手がアメリカのリスキ選手にフルセットで勝利。
- チェコのストリコワ選手が第19シードのコンタ選手に勝利。1、3、4回戦に続き4度目のシードダウン。ウィンブルドンでは初のベスト4進出。
- 第8シードのスビトリーナ選手が快進撃を続けてきたチェコの若手であるムチョバ選手に勝利。グランドスラムで初のべスト4進出。
- 第7シードのハレプ選手が中国のジャン・シューアイ選手に勝利。ウィンブルドンでは5年ぶりのべスト4進出。
【準決勝の結果】
- 第11シードのセレナ選手が快進撃を続けていたストリコワ選手にストレートで勝利。
- 第7シードのハレプ選手が第8シードのスビトリーナ選手に勝利。ウィンブルドンでは初の決勝進出。
【決勝の結果】
- 第7シードのハレプ選手が第11シードのセレナ選手に勝利。ウィンブルドンでは初めての優勝。グランドスラム2つ目のタイトルを獲得。
ウィンブルドン 2019の日程・放送予定・会場
会場
会場はロンドン中心地から南西にある「オール イングランド ローン テニスクラブ」
センターコートには2009年に格納式の屋根が設置され、15000人収容のスタジアムとなっています。
NO.1コートが2番目に大きいショーコートになっており、11500人収容可能。
NO.2コートは2009年に新設されたコートで4000人収容できます。
女子シングルスの日程
日程 | ラウンド | 開始時間 現地(日本) |
7月1日(月) | 1回戦 | 11:00~(19:00~) |
7月2日(火) | 1回戦 | 11:00~(19:00~) |
7月3日(水) | 2回戦 | 11:00~(19:00~) |
7月4日(木) | 2回戦 | 11:00~(19:00~) |
7月5日(金) | 3回戦 | 11:00~(19:00~) |
7月6日(土) | 3回戦 | 11:00~(19:00~) |
7月7日(日) | 4回戦 | 11:00~(19:00~) |
7月8日(月) | 4回戦 | 11:00~(19:00~) |
7月9日(火) | 準々決勝 | 13:00~(21:00~) |
7月10日(水) | – | – |
7月11日(木) | 準決勝 | 13:00~(21:00~) |
7月12日(金) | – | – |
7月13日(土) | 決勝 | 13:00~(21:00~) |
7月14日(日) | – | – |
放送予定
【WOWOWライブ+オンデマンド】
1回戦から決勝までライブ配信。見逃し配信あり。
【NHK】
日本人選手の試合や注目の対戦を中心に全日程で生中継。
ではウィンブルドン 2019 女子の出場選手やドロー、注目選手、会場情報については以上です。
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