2018年12月31日〜2019年1月6日にかけてオーストラリア・ブリスベンで行われるATP250「ブリスベン国際 2019」のドローや出場選手をまとめていきます。
出場選手
2019年のブリスベン国際には日本からは本戦入りが錦織選手、予選から西岡選手とダニエル選手、内山選手が出場する予定となっています。
【更新情報】
- 西岡選手はM・ズベレフ選手が欠場したため繰り上がりで本戦ストレートインになりました。
- 内山選手が予選を突破して本戦入り。
- 第1シードのナダル選手が欠場したため、ラッキールーザーとしてダニエル太郎選手が代わりに出場が決定
(以下、出場一覧やドロー表の選手名には各選手の詳細ページへのリンクが貼ってあります。)
本戦出場の選手一覧
本戦に出場する選手一覧。
昨年怪我により大きくランキングを落としたマレー選手やツォンガ選手がプロテクトランキングを使用して大会に出場予定です。
Q=予選勝者、WC=ワイルドカード、PR=プロテクトランキング
NO. | 選手 | ランキング |
1 | ||
2 | 錦織圭 | 9 |
3 | K・エドモンド | 14 |
4 | D・メドベデフ | 16 |
5 | M・ラオニッチ | 18 |
6 | G・ディミトロフ | 19 |
7 | A・デミノー | 31 |
8 | N・キリオス | 35 |
9 | J・ミルマン | 38 |
10 | J・シャルディ | 40 |
11 | T・フリッツ | 49 |
12 | L・メイヤー | 56 |
13 | J・ストルフ | 57 |
14 | T・サングレン | 61 |
15 | R・ハリソン | 62 |
16 | D・クドラ | 63 |
17 | A・ベデネ | 67 |
18 | J・トンプソン | 72 |
19 | 西岡良仁 | 76 |
20 | J・ツォンガ(PR) | 259 |
21 | A・マレー(PR) | 260 |
22 | U・アンベール(Q) | 84 |
23 | M・ケクマノビッチ(Q) | 132 |
24 | T・コキナキス(Q) | 152 |
25 | 内山靖崇(Q) | 190 |
26 | A・ポピーリン(WC) | 151 |
27 | A・ボルト(WC) | 158 |
28 | J・ダックワース(WC) | 242 |
ダニエル太郎(LL) | 75 |
シード選手
シード選手のこの大会過去3年間の成績を情報をまとめます。
【第1シード】ラファエル・ナダル
2017年|ベスト8
2018年|-
2018年シーズンは怪我により、あまり大会に出場できませんでしたが2019年シーズンはシーズン最初のこの大会から出場予定。
【第2シード】錦織圭
2017年|準優勝
2018年|-
2018年の最終戦となったツアーファイナルでは少し悪い流れで終わってしまいましたが、全体を通してみれば想像以上の活躍で、怪我からの完全復活を果たした2018年シーズン。全豪オープンで第8シード獲得のためにもう1つランキングを上げたいです。
【第3シード】カイル・エドモンド
2017年|ベスト8
2018年|ベスト8
2018年に全豪オープンでベスト4に入ったことにより大きく話題になったイギリスの若手選手。この大会17年、18年で連続でベスト8と好成績を残しています。
【第4シード】ダニル・メドベデフ
2017年|-
2018年|-
2018年は年間で3つのタイトルを獲得した非常に勢いのあるロシアの若手選手。初出場ですが優勝候補の一角です。
【第5シード】ミロシュ・ラオニッチ
2017年|ベスト4
2018年|2回戦
2016年大会には優勝を果たしている相性の良い大会。ただ昨年は怪我からの復帰直後という事もあり2回戦で敗退しています。
【第6シード】グリゴール・ディミトロフ
2017年|優勝
2018年|ベスト4
2017年に優勝していますし、直近の3年間だけ見ても好成績を残しています。2018年はあまり良い成績が残せませんでしたが、2019年は以前の位置に戻ってくる事を期待したいです。
【第7シード】アレックス・デミノー
2017年|1回戦
2018年|ベスト4
地元オーストラリアで最も期待されている若手選手。2017年は1回戦敗退でしたが2018年はベスト4入り。今非常に勢いのある存在となっています。
【第8シード】ニック・キリオス
2017年|-
2018年|優勝
最近は目立った成績が残せていませんが、昨年この大会を優勝し2連覇に期待がかかります。
ドロー
- 【数字】=シード
- (Q)=予選勝者
- (WC)=ワイルドカード
- (PR)=プロテクトランキング
- (LL)=ラッキールーザー
1回戦〜2回戦
ダニエル太郎(LL) | ダニエル太郎(LL) | J・ツォンガ(PR) 765 63 |
BYE | ||
T・コキナキス(Q) | J・ツォンガ(PR) 766 64 | |
J・ツォンガ(PR) | ||
A・ボルト(WC) | J・トンプソン 63 60 | A・デミノー【7】 64 62 |
J・トンプソン | ||
A・ポピーリン(WC) | A・デミノー【7】 62 62 | |
A・デミノー【7】 | ||
D・メドベデフ【4】 | D・メドベデフ【4】 | D・メドベデフ【4】 75 62 |
BYE | ||
J・ダックワース(WC) | A・マレー(PR) 63 64 | |
A・マレー(PR) | ||
L・メイヤー | M・ケクマノビッチ(Q) 63 61 | M・ラオニッチ【5】 63 762 |
M・ケクマノビッチ(Q) | ||
A・ベデネ | M・ラオニッチ【5】 60 63 | |
M・ラオニッチ【5】 | ||
N・キリオス【8】 | N・キリオス【8】 765 57 765 | J・シャルディ 675 62 63 |
R・ハリソン | ||
J・シャルディ | J・シャルディ 46 63 64 | |
J・ストルフ | ||
内山靖崇(Q) | 内山靖崇(Q) 63 766 | 内山靖崇(Q) 76664 |
U・アンベール(Q) | ||
BYE | K・エドモンド 【3】 | |
K・エドモンド 【3】 | ||
G・ディミトロフ【6】 | G・ディミトロフ【6】 63 64 | G・ディミトロフ【6】 63 64 |
西岡良仁 | ||
J・ミルマン | J・ミルマン 766 676 60 | |
T・サングレン | ||
T・フリッツ | D・クドラ 765 672 64 | 錦織圭【2】 75 62 |
D・クドラ | ||
BYE | 錦織圭【2】 | |
錦織圭【2】 |
錦織選手は第2シードで1回戦は免除。初戦である2回戦はアメリカのフリッツ選手と同じくアメリカのクドラ選手の勝者と対戦します。
その後ランキング通りに進むと、準々決勝で第6シードのディミトロフ選手、準決勝で第3シードのエドモンド選手、決勝で第1シードのナダル選手となります。
M・ズベレフ選手の出場キャンセルで繰り上がった西岡選手は1回戦で第6シードのディミトロフ選手と対戦。
2回戦を勝つと準々決勝は錦織選手と対戦する可能性があります。
またプロテクトランキングで出場のビッグ4・マレー選手は1回戦でワイルドカードのダックワース選手と対戦。勝つと2回戦は第4シードのメドベデフ選手。
ツォンガ選手は1回戦で予選勝者の選手と対戦し勝利すると2回戦で第1シードのナダル選手と対戦。
【1回戦の注目結果】
- 予選から勝ち上がった日本の内山選手が同じく予選勝ち上がりのフランスの若手アンベール選手に勝利。
- プロテクトランキングで出場したビッグ4のマレー選手が、ワイルドカードで出場のダックワース選手に勝利。
【2回戦の注目結果】
- 予選上がりの内山選手が第3シードのエドモンド選手に勝利。
- ノーシードでフランスのシャルディ選手が第8シードで前大会優勝者のキリオス選手に勝利。
- 第4シードでロシアの若手メドベデフ選手がビッグ4のマレー選手に勝利。
準々決勝〜決勝
J・ツォンガ(PR) | J・ツォンガ(PR) 64 762 | D・メドベデフ【4】 766 62 | 錦織圭【2】 64 36 62 |
A・デミノー【7】 | |||
D・メドベデフ【4】 | D・メドベデフ【4】 672 63 64 | ||
M・ラオニッチ【5】 | |||
J・シャルディ | J・シャルディ 64 36 764 | 錦織圭【2】 62 62 | |
内山靖崇(Q) | |||
G・ディミトロフ【6】 | 錦織圭【2】 75 75 | ||
錦織圭【2】 |
【準々決勝の注目結果】
- 内山選手が格上のトップ30経験者でもあるシャルディ選手相手に奮闘しますが惜敗。
- 錦織選手が元世界3位で同世代ライバルのディミトロフ選手に勝利。
- プロテクトランキングで出場の元トップ5プレイヤーであるツォンガ選手が第7シードでオーストラリア期待のネクストジェン、デミノー選手に勝利。
【準決勝の結果】
- 第2シードの錦織選手がシャルディ選手にほぼ完璧な試合運びをし、ストレートで完勝。
- 注目の準決勝となったメドベデフ選手とツォンガ選手の試合はメドベデフ選手がストレートで勝利。
【決勝の結果】
- 第2シードの錦織選手が第4シードのメドベデフ選手にフルセットで勝利。錦織選手は2016年2月のATP250・メンフィスオープン(現ニューヨークオープン)以来3年ぶりのタイトル獲得となりました。
日程と時差
ブリスベン国際は12月31日から1月6日の6日間で行われ、ブリスベンとの時差は+1時間で日本の方が1時間遅れています。
12月31日(月) | 1回戦 |
1月1日(火) | 1回戦・2回戦 |
1月2日(水) | 2回戦 |
1月3日(木) | 準々決勝 |
1月4日(金) | 準々決勝 |
1月5日(土) | 準決勝 |
1月6日(日) | 決勝 |
放送予定
【WOWOW(テレビ+オンデマンドの両方)】
1回戦からライブ配信です。
- 12月31日(月)10:00~ 17:55~
- 1月1日(火)10:00~ 17:55~
- 1月2日(水)10:00~ 17:55~
- 1月3日(木)11:00~ 17:55~
- 1月4日(金)11:00~ 17:55~
- 1月5日(土)14:00~ 17:00~
- 1月6日(日)17:55~
【DAZN】
1回戦からライブ配信です。
- 12月31日(月)14:00~
- 1月1日(火)10:00~
- 1月2日(水)10:00~
- 1月3日(木)14:00~ 19:30~
- 1月4日(金)12:00~ 18:00~
- 1月5日(土)12:00~ 18:00~
- 1月6日(日)16:00~
前年大会の優勝者と上位成績者
G・ディミトロフ【1】 | ディミトロフ【1】 63 67 64 | キリオス【3】 36 61 64 | キリオス【3】 64 62 |
K・エドモンド | |||
N・キリオス【3】 | キリオス【3】 16 63 64 | ||
A・ドルゴポロフ | |||
M・ムモー | デミノー 64 60 | ハリソン 46 76 64 | |
A・デミノー | |||
D・イストミン | ハリソン 76 42 RET | ||
R・ハリソン |
準優勝|R・ハリソン
ベスト4|G・ディミトロフ、A・デミノー
昨年は大会第3シードで地元オーストラリア勢のキリオス選手が決勝でノーシードから勝ち上がってきたアメリカのハリソン選手を破って優勝を果たしました。
また、オーストラリアのネクストジェンであるデミノー選手もベスト4に進出。
ではブリスベン国際 2019の出場選手やドローについては以上です。
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