2018年「深センオープン」のドローと結果

 

こんにちは、ケイです。この記事では2018年「深センオープン」のドロー表や日本人選手の結果などについてまとめていきます。

ドロー表


シード選手

シード名前
1D・ゴファン
2S・チチパス
3B・チョリッチ
4D・ズムル

 

第1シードはゴファン選手。今シーズンはシンシナティ(マスターズ)でベスト4という結果以外はそれほど目立った成績は残せていませんが、この深センオープンでは昨年の2017年大会で優勝を果たしており今年は連覇を狙います。

第2シードは今年のロジャーズカップ(マスターズ・カナダ)で大きく話題になったギリシャのネクストジェンであるチチパス選手。この大会でツアー初タイトル獲得を目指します。

第3シードはクロアチアの若手チョリッチ選手。今年のゲリーウェバーオープン(ATP500・ハレ)の決勝でフェデラー選手に勝利し、ATP500初タイトルを獲得。

第4シードはボスニアのズムル選手。怪我があり本調子ではありませんが、昨年のこの大会ではベスト4に残っています。

 

その他の注目選手

シード勢以外の注目選手では、まずは何と言っても怪我からの完全復活を目指すビッグ4のマレー選手。今大会はワイルドカードでの出場ですが優勝候補の1人であることに間違いないです。

カナダのネクストジェンであるシャポバロフ選手。今シーズンはマドリードオープン(マスターズ・マドリード)でベスト4に進出。

オーストラリアのデミノー選手。こちらもネクストジェンの1人で2018年に一気に飛躍しました。今シーズンはシティオープン(ATP500・ワシントン)で準優勝を果たしています。

あとはイギリスの若手であるノーリー選手。近年徐々にランキングを上げてきており、そろそろツアータイトルを狙える実力もあると思います。

出場する日本人選手と結果

2018年の深センオープンに出場する日本人選手はランキングによる本戦ストレートインが杉田選手、ダニエル選手の2人、そして予選からの出場が西岡選手、添田選手、伊藤選手の3人となっています。

中国での大会という事もあり、多くの日本人選手が出場します。特に今年ツアー初タイトルを獲得したダニエル選手や怪我からのツアー復帰を果たした西岡選手には注目ですね。

西岡良仁

ラウンド対戦相手スコア
予選1回戦A・ブーブリック63 64
予選決勝F・ペリオ62 60
1回戦D・クドラ63 64
2回戦D・シャポバロフ76 36 75
準々決勝C・ノーリー76 62
準決勝F・ベルダスコ16 63 76
決勝P・エルベール75 26 64

予選の結果

予選1回戦はカザフスタンのブーブリック選手との対戦。ブーブリック選手とは今回が初対戦になります。

同世代同士の対決になりましたが、試合を通して4度のブレークを成功させた西岡選手が勝利。試合時間は1時間で完勝となりました。

予選決勝はカナダのペリオ選手との対戦。ペリオ選手との過去の対戦成績は1勝0敗で勝ち越しています。

試合全体を通してほぼ全てで西岡選手がペリオ選手を上回っていました。トータルポイントでも20ポイント以上の差がつき、ブレークポイントすら1度も与えないまさに完勝。試合時間も50分を切るくらいでした。

1回戦

予選を突破して本戦1回戦はアメリカのクドラ選手との対戦。

序盤から早々にブレークを成功させると、その後も完全にペースは西岡選手。第2セットにこの試合1度だけきたクドラ選手へのブレークポイントでブレークを許しましたが、西岡選手はそれを上回る3度のブレークを成功させ勝利。

2回戦

2回戦はカナダのシャポバロフ選手との対戦。

第1セットは中盤に先にブレークをされますが、すぐにブレークバック。その後タイブレークまで進み、序盤で3-0とリード得たためこれを維持しこのセットをとります。

第2セットは一転してシャポバロフ選手が完全に主導権を握ります。最初のゲームをデュースを経てブレークを許してしまいます。その後セット終盤で一度ブレークに成功しますが、その次のゲームをブレークされてこのセットを落とします。

ファイナルセットも序盤は完全にシャポバロフ選手のペースで、3ゲーム連取されますがその後西岡選手も3ゲーム連取しイーブンに。しかし4-3となった時にブレークされ、次のサービスゲームをキープされたら負けという後がない状況に。そして次のゲームで2度のマッチポイントがシャポバロフ選手にいきますが、それをセーブしブレークに成功、一気に流れは西岡選手へ。その後3ゲーム連取し大逆転勝利 。

準々決勝

準々決勝はイギリスのノーリー選手との対戦。

第1セットは両者キープでタイブレークへ。タイブレークでは西岡選手が圧倒しこのセットを取ります。

第2セットもタイブレークの勢いそのままに最初のゲームを西岡選手がブレークに成功し、その後セット終盤でもブレークに成功し勝利。この試合はファーストサーブを8割近く入れた素晴らしいサービスゲームを展開しました。

準決勝

準決勝はベルダスコ選手との対戦。

第1セットはほとんどチャンスをつかむことができず、ベルダスコ選手に圧倒されます。しかし第2セットはブレーク先行。すぐにブレークバックされますが再びブレークしてセットオールになります。

ファイナルセット、先にブレークに成功しますが第2セットと同じようにすぐにブレークバックされてしまします。そしてそのままキープが続きタイブレークへ。タイブレークでも最後までキープが続き、カウント6-5となったベルダスコ選手がサービスの時にポイントを取り勝利。

2時間20分のロングマッチかつ、試合内容的にも非常にタフな1戦を勝ち切りました。

決勝

決勝の相手はエルベール選手。

第1セットは中盤でお互いにブレイクを1回ずつ交換し、5-5となった終盤にブレイクに成功。最後のゲームはデュースになりますがキープしてセット先取。

第2セットも序盤にブレイクに成功しますが、そこからエルベール選手の怒涛の反撃にあい2-0から6ゲーム連取されて2-6でこのセットを落とします。

流れ的には完全にエルベール選手の方にある状況で迎えたファイナルセット。序盤の2ゲームはお互いにデュースになりながらもサービスキープ。そして2-2で迎えた第5ゲームに試合が動きます。ここで西岡選手がブレイクに成功し、その後はエルベール選手にチャンスを与えることなくサーブをキープし勝利。

 

ダニエル太郎

ラウンド対戦相手スコア
1回戦伊藤竜馬26 75 76
2回戦F・ベルダスコ63 26 57

1回戦

1回戦は予選から上がってきた日本の伊藤選手との対戦。

第1セットは中盤で伊藤選手にブレークを許し、その後ダニエル選手にブレークチャンスがきましたがそこを伊藤選手がしのぎセットを取ります。

第2セットはダニエル選手のペースで試合が進み、一時は5-1までゲームが進みますがそこから伊藤選手が挽回。5-5まで持って行きましたが、そこで再びダニエル選手がブレークに成功しこのセットを取り1セットオール。

第3セットは序盤でいきなりダニエル選手がブレークに成功し、そのままセット終盤まで進みサービングフォーザマッチを迎えますが、ここで伊藤選手がブレークバック。勝負はタイブレークまでもつれました。最後にはダニエル選手が少しの差で勝利。約3時間のロングマッチとなりました。

2回戦

2回戦は元世界7位のベルダスコ選手との対戦。

第1セットは先にブレークに成功し、そのまま逃げ切ってセットを船首。

しかし第2セットは早々にベルダスコ選手にブレークを許し、最後もラブゲームでブレークされてこのセットを落としセットオール。

ファイナルセット、先にブレークに成功したのはダニエル選手。しかしその次のゲームですぐにブレークバックされてしまします。4-5のゲームでデュースまでいきますが、なんとかキープしゲームカウントは5-5。しかし5-6となったゲームでベルダスコ選手にブレークされて、この試合は惜しくも敗退。

この大会は2回戦敗退となってしまいましたが、2試合戦ってどちらも接戦となった良い試合でした。

 

杉田祐一

ラウンド対戦相手スコア
1回戦A・デミノー36 06

1回戦

1回戦はオーストラリアのデミノー選手との対戦。

第1セットで先にブレークに成功したのは杉田選手でしたが、次のゲームをラブゲームでブレークバックされ、その次に迎えたサービスゲームもデミノー選手がブレークに成功し、セットを落とします。

第2セットもデミノー選手が圧倒し、このセットはベーグルで取られ今大会は1回戦で敗退。

 

伊藤竜馬

ラウンド対戦相手スコア
予選1回戦F・ジャイオ46 63 61
予選決勝モースレイ62 20
1回戦ダニエル太郎62 57 67

予選1回戦

予選1回戦はイタリアのジャイオ選手との対戦。

過去の対戦成績は0勝0敗で今回が初対戦となります。

第1セットの最初のゲームでいきなりブレークを許してしまい、そのままセットダウン。しかしそこからは伊藤選手のペースで試合が展開し、第2、第3セットは合計5度のブレークに成功し相手を圧倒して勝利。

予選決勝

予選決勝はオーストラリアのモースレイ選手との対戦。

過去の対戦成績はツアーレベルではありませんが、下部大会を含めると1勝0敗と勝ち越しています。

最初のゲームでいきなりブレークに成功し、安定したサービスゲームを展開。第1セットを先取。しかし第2セット2-0となった時点でモースレイ選手の途中棄権。これにより伊藤選手は勝利し、予選を突破。

1回戦

予選を突破し、本戦1回戦は日本のダニエル選手との対戦。

(詳しい結果についてはダニエル選手の方で記述)

伊藤選手は予選を突破しましたが、本戦1回戦で敗退となりました。

 

添田豪

ラウンド対戦相手スコア
予選1回戦B・スクナー46 57

予選1回戦

予選1回戦はカナダのスクナー選手との対戦。

対戦成績はツアーレベルでは対戦はなく、下部大会レベルでは0勝1敗で負け越しています。

第1セット、第2セットともにややスクナー選手優勢の展開で試合が続きました。どちらもセット終盤でブレークをされて敗退。

添田選手は予選1回戦で敗退となりました。

西岡選手がATPツアー初タイトルを獲得

トップの4シードがいずれも早期敗退の波乱の大会となった今年の深センオープン優勝したのは予選から勝ち上がった日本の西岡選手でした。

西岡選手にとってこれがATPツアー初タイトルということになり、日本人では松岡選手、錦織選手、杉田選手、ダニエル選手に次ぐ5人目のツアータイトル獲得者となりました。

昨年にはランキング58位にまで上昇し、飛躍の時期真っ最中に足を怪我して手術をし、長いリハビリを経て復帰。全豪ではシード選手のコールシュライバー選手に勝利、ロスカボス(ATP250)ではベスト8に進出と着実に力を取り戻してきました。

決勝で戦ったエルベール選手もノーシードからの勝ち上がりで、チチパス選手やデミノー選手といった今シーズン飛躍を遂げたネクストジェンに勝利しています。ダブルスでは有名なエルベール選手ですが、シングルスでもこれだけの実力を持っています。

ダブルスとの両立が大変だとは思いますが、今後シングルスでの活躍も期待したいですね。

 

 

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