旅行先で「重要文化財」「国宝」「特別名勝」とかよく聞くけど、どういう違い?

こんにちは、ケイです。旅行に行って観光地に行くと、「重要文化財」「国宝」「特別名勝」とかいう言葉をよく見かけると思うんですけど、実際何がどう違うのかあまり分かりませんよね。もちろんしっかり分かっている人もいると思いますが、少なくとも僕はなんかとりあえず凄いものなんだな〜くらいにしか思ってませんでした。

そこで今回はその辺りの違いについて軽く情報をまとめてみようと思います。

全て文化財保護法で決められたもの

「重要文化財」「国宝」「特別名勝」「名勝」「天然記念物」とかとりあえず凄そうな言葉がたくさんありますが、これらは全て文化財保護法の中のカテゴリーの事で同じ文化財です。

文化財の種類は大きく分けて以下の7つ。

  • 有形文化財
  • 無形文化財
  • 民族文化財
  • 埋蔵文化財
  • 史跡名勝天然記念物
  • 重要文化的景観
  • 伝統的建造物群保存地区

今回の記事で関係してくるのは「有形文化財」「史跡名勝天然記念物」のカテゴリーとなります。

重要文化財と国宝は有形文化財

重要文化財と国宝は有形文化財カテゴリーの中に入ります。有形文化財は登録有形文化財、重要文化財、国宝という3つに別れ、「登録有形文化財」の中で重要なものを「重要文化財」、「重要文化財」の中でも重要なものを「国宝」としています。つまり国宝も重要文化財も登録有形文化財である事に変わりはありません。

重要文化財はその中でも建造物と美術工芸品に別れ、美術工芸品は7つの部門に別れます。

重要文化財建造物
美術工芸品絵画
彫刻
工芸品
書籍・典籍
古文書
考古資料
歴史資料

2018年時点で重要文化財は建造物が2487件(国宝は233件)、美術工芸品が10644件(国宝は886件)、合計13131件登録されています。

名勝の中でも特に重要なものを特別名勝と言う

名勝や特別名勝は「史跡名勝天然記念物」のカテゴリーに分類されます。史跡や天然記念物についても同様に、それぞれ特別に重要なものを特別史跡・特別天然記念物と言います。

それぞれの定義を簡単に説明すると

  • 名勝⇒庭園・峡谷・山岳など
  • 史跡⇒施設・場所など
  • 天然記念物⇒動物・植物・鉱物など

といった感じになります。

2018年時点で名勝は361件(特別名勝は36件)、史跡は1693件(特別史跡は60件)、天然記念物は942件(特別天然記念物は75件)となっています。

重要度でいえば国宝も特別名勝も同じ

国宝は国宝は一つの建造物や美術品、特別名勝は庭園・山岳などと言うようにそれぞれに定義があるので、文化財の中でカテゴリーが違い呼び方が違うだけでどちらも同じく文化財の中では最も重要な物である事には違いがありません。つまり国宝も特別名勝も重要度で言えば同じレベルです。

言葉だけ聞くと国宝の方が重要な物って感じがしますが、実際はそうでは無いんですね。

旅行先でこれらの言葉を見て、その場所や物がどれくらい凄いものなのか多少は理解できるようになった気がします。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

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